教育理念文
― 矢野八州志の教えに基づく ―
1. 人間の本質
私たちは、すべての赤ちゃんが「最上級で完璧なエネルギー体」として誕生することを信じます。
人間の価値は血縁や遺伝子に左右されるものではなく、唯一の違いは「エネルギーの運行パターン」、すなわち血液型による思考の傾向にすぎません。
したがって、本来すべての人間は平等であり、差別や優劣の概念は存在しません。
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2. 教育の使命
赤ちゃんは生まれながらに完璧であっても、育て親や周囲の大人のエネルギーを受け続けることで、次第にその純粋さが穢れていく危険があります。
育て親の言動や感情は、子どものエネルギーに直接影響を与え、やがて歪みや不調和を生み出します。
だからこそ、親や教育者は常に反省し、自分の言葉や行動が「他者のためになっているか」を問い続けなければなりません。
子どもに迷惑をかけないように、自己中心ではなく慈悲に基づいて生きる姿勢が、教育の最初の条件です。
私たちは、学生一人ひとりが持つ本来の純粋性を守り、引き出すことを使命とします。
そのために、知識の詰め込みではなく、心とエネルギーの調和を重んじた教育を実践します。
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3. 血縁や祖先崇拝からの解放
人類は長い歴史の中で、血縁や祖先崇拝に囚われ、民族主義や差別主義を生み、戦争や虐殺を繰り返してきました。
私たちはその束縛を断ち切り、血縁ではなく「慈悲」と「他信」に基づく家族観・共同体観を教育の根幹とします。
養子縁組や多様な家庭のあり方を尊重し、血のつながりを超えた幸福を育む教育を推進します。
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4. 他信とノンストレス社会
「自信」に基づく社会は競争と嘘を生み出します。
私たちは「他信」――すなわち他者を信じ、互いに支え合う姿勢――を教育の中心に据えます。
その実践こそが、差別やストレスから解放されたノンストレス社会を実現する礎となります。
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5. 私たちの約束
• 学生一人ひとりを完璧なエネルギー体として尊重します。
• 血縁や出自に縛られず、すべての人が平等に学べる場を提供します。
• 親や教育者が自らを常に省み、子どもに悪影響を与えないよう努めます。
• 知識だけでなく、慈悲・他信・自由な思考を育む教育を行います。
• 社会全体に「ノンストレス社会」を広げる担い手を育成します。
早稲田留学日本語教育センターの理念
Salues of Waseda Japanese Education Center
本校の使命
School Mission
学生の皆さんに、より多くの生きる希望を与え、不安と悩みを共有する。

社会への貢献
Contribution to Society
一人一人の個性や差異を認めて、相手のニーズを把握し、寄り添い、行動する。
